おしゃれなキッチンツールとして、大人気のエピキュリアンまな板。
SNSや雑誌で見かけて「私も使ってみたい!」と購入した人も多いのではないでしょうか。
私も、その一人でした。
ナチュラルカラーの見た目に惹かれて購入し、しばらくメインのまな板として使っていたのですが…。
結論から言うと、エピキュリアンまな板はメインまな板としては卒業しました。
この記事では、実際にエピキュリアンまな板を使った私が感じた「最大のデメリット」と、やめた理由を正直にお伝えします。
購入を迷っている人は、ぜひ参考にしてください。
エピキュリアンまな板を買って後悔した最大のデメリット

私がエピキュリアンまな板をやめた最大の理由、それは「切るときのカンカン音」。
エピキュリアンまな板は、天然木の繊維を高密度に圧縮した素材でできています。
そのため、包丁が当たるたびに「カンカン!カンカン!」と甲高い音が響くんです。
エピキュリアンまな板で切る音
普通の木のまな板なら「トントン」という心地よい音ですよね。

私が「エピキュリアンまな板」の前に使っていた「ビタクラフトのまな板」の音と比べてみてください。
ビタクラフトのまな板で切る音
ビタクラフトのまな板は、昔ながらの「木製まな板」と、現代的な「プラスチック製まな板」の両方のメリットを兼ねそろえているから音も静かでした。
でもエピキュリアンは違います。硬いもの同士がぶつかるような、金属的な響きがあります。
最初は「まぁ慣れるだろう」と思っていました。
でも、毎日の料理で何度も食材を切るたびにカンカン鳴り続けると、正直ストレスがたまっていったんです。
とくに硬い食材(にんじん)を切るときに、音の響き方が気になりました。
早朝や夜遅くに料理するときは、ちょっと音が気になっちゃうな…という感じです。
「ぬれ布巾を敷けば軽減できる」というアドバイスもありますが、正直、さほど効果ありません。
まな板を使うたびにひと手間増えるのは、毎日の料理においては地味にストレスにもなりますしね。
「カンカン音」が決め手になり、私はエピキュリアンまな板をメインで使うのをやめる決断をしました。
\ 今使っているのはコレ!使い心地 /
カンカン音以外にもあった3つのデメリット

カンカン音以外にも、使っていく中で感じたデメリットがありました。購入を検討している人は、あわせてチェックしてみてください。
エピキュリアンまな板のデメリット
包丁の刃に負担がかかる
エピキュリアンの素材はかなり硬いです。包丁を受け止める「しなり」がほとんどないため、切るたびに刃へダイレクトに衝撃が伝わります。

良い包丁を使っている人ほど、刃当たりの硬さは気になるポイントだと思います。
木製まな板やゴム製まな板に比べると、刃こぼれのリスクが高いと感じました。包丁を長持ちさせたい人にとっては、見逃せないデメリットです。
包丁の傷跡が目立つ
エピキュリアンまな板は、使い込むうちに、包丁の切り跡が「白い線」として表面に残っていきます。
私はナチュラルカラーを使っていましたが、それでも乾いた状態で見ると、無数の白い傷が目につくようになりました。

新品のときのきれいな見た目が好きで購入しただけに、だんだん傷だらけになっていくのは少しショックでした。
「傷も味わいになる」という意見もありますが、気になる人にはやっぱり気になるポイント。
塩素系漂白剤が使えない
塩素系漂白剤が使えないのは、衛生面を気にする人にとって意外と大きなデメリット。
エピキュリアンまな板は塩素系漂白剤(キッチンハイターなど)の使用がNGとされています。
素材が変色したり傷んだりする可能性があるためです。
もちろん、エピキュリアンは水や汚れが染み込みにくい素材なので、食洗機や熱湯消毒で衛生面は十分対応できます。
ただ、生肉や生魚を切った後に「ハイターでしっかり除菌したい」と思う人にとっては、漂白剤が使えないのは不安材料になるかもしれません。

ハイターでしっかり除菌したい私には、デメリットでした。
それでもエピキュリアンまな板が人気な理由(メリットも正直に)

デメリットばかり書いてしまいましたが、エピキュリアンまな板が長年人気を保っているのには、ちゃんとした理由があります。
公平にメリットもお伝えしますね。
エピキュリアンまな板のメリット
速乾性が抜群で衛生的
エピキュリアン最大の強みは、驚異的な速乾性。洗った後に立てかけておくと、ものの数分で乾き始めます。
エピキュリアンまな板を洗った直後でも、すでに一部分が乾き始めている写真がこちら。

洗って10分後には、上半分が乾いています。

洗って30分後には、エピキュリアンまな板の下側にまだ少し水が残っていますが、ほぼ乾きました。

エピキュリアンまな板の乾き切っていない下側の様子がこちら。(エピキュリアンまな板を逆さした)

水や汚れが染み込みにくい素材なので、水分が内部に染み込まず、雑菌やカビが繁殖しにくいのも大きなメリット。
反面、水や汚れが染み込みにくい素材だと、まな板の上に水分がたまる感じがします。

衛生面に関しては、かなり優秀なまな板です。
\ 衛生的 /
薄くて軽い・収納しやすい
エピキュリアンまな板は、Lサイズでも厚さわずか約6mm。重さも約747gと、片手でラクに持てる軽さです。

まな板の重さ比較(近いサイズでそろえて)
| エピキュリアン(L) | ビタクラフト 抗菌まな板(大) | パーカーアサヒ クッキンカット (M) | |
| サイズ | 約36.8×28.6cm | 約37×24cm | 約38×21cm |
| 重さ | 約740g | 約500g | 約1,080g |
| 厚さ | 約6mm | 約6mm | 約13mm |
重さだけで見ると、ビタクラフトのほうが実は軽め。ただ、エピキュリアンまな板の強みは、厚さ6mmという圧倒的な薄さ。
左がアサヒクッキンカット
右がエピキュリアンまな板

しかもビタクラフトと違い、まな板が反らないので収納しやすいんです。
棚のちょっとした隙間にスッと差し込めたり、フックに掛けて見せる収納ができるのは、エピキュリアンまな板ならではのメリット。
食洗機対応で手入れが楽
エピキュリアンまな板は、木製のような見た目でありながら、食洗機で洗浄・乾燥が可能。
耐熱温度が176℃あるので、食洗機にそのまま入れて洗えます。

食洗機の洗浄・温度にも耐えれる理由
- 天然木の繊維(セルロースファイバー)を高密度に圧縮し、樹脂で固めた特殊な素材だから
- 耐熱の温度が約176℃あるから
- 水分が内部に浸透しにくい素材だから
なので木製まな板のように、熱や水分で反ったり割れたりする心配がなく、食洗機の高温洗浄・乾燥にも耐えれるってわけです。
ハンバーグをこねた後の油汚れや、生の鶏肉を切った後の雑菌が気になる場合でも、他の食器と一緒におまかせで洗浄から乾燥まで完了できるのもメリット。
手洗いでは難しい高温での洗浄によって、いつでも衛生的な状態を保てます。
毎日忙しくて手洗いする時間がない人や、食洗機メインで洗い物をしている人にとって、大きなメリットですよね。

一日の最後に食洗機で洗っていました。
デザインがおしゃれ
エピキュリアンまな板の一番の魅力は、見た目のおしゃれさ。

普通のまな板だと、使わないときはシンク下や引き出しにしまってしまうことが多いですよね。
でもエピキュリアンまな板は、あえて「見せる収納」ができるほどデザイン性が高いんです。
私が使っていたのはナチュラルカラーですが、木の温かみのある質感で、キッチンに立てかけておくだけで空間がグッと洗練された雰囲気になりました。
ブラックを選べば、モダンでスタイリッシュな印象に仕上がります。
カッティングボードとして、そのまま食卓に出せるのも魅力のひとつ。
チーズや生ハム、フルーツを並べるだけで、ちょっとしたホームパーティーの雰囲気が演出できます。
デザイン性と実用性を両立したまな板を探している人にとって、エピキュリアンまな板はキッチンの雰囲気をワンランク上げてくれる存在になるはずです。
\ お洒落なデザイン /
エピキュリアンまな板が向いている人・向いていない人

デメリット・メリットを踏まえて、エピキュリアンまな板が「向いている人」と「向いていない人」を整理してみます。
向いている人
- カンカン音が気にならない人
- サブまな板やカッティングボードとして使いたい人
- 軽さと収納性を重視する人
- キッチンのデザインや見た目にこだわりたい人
- 食洗機メインで洗い物をしている人
向いていない人
- 毎日がっつり料理をするメインまな板として使いたい人
- 切るときの音が気になる人
- 良い包丁を長く使いたい人
- 漂白剤でしっかり除菌したい人
個人的には、メインまな板としては、やや物足りないのが正直な感想。
サブまな板やカッティングボードとして使うなら、デザイン性の高さは間違いなく魅力的です。
\ サブまな板として気になった人はこちら /
エピキュリアンまな板をやめた後、私が選んだまな板

エピキュリアンまな板をやめた後、私が今メインで使っているのは「パーカーアサヒ クッキンカット」です。
もう一つだけ、おすすめしたいのは「マックの最高級エラストマー オール抗菌まな板」

3つのまな板を徹底比較(横幅37〜38cmで統一)したものがコチラ。
エピキュリアン・クッキンカット・マック比較表
| エピキュリアン(L) | クッキンカット(M) | マック(L) | |
| 価格 | 約3,000円〜 | 約8,000円〜 | 約4,000円〜 |
| 刃当たり | 硬い(カンカン音) | ソフト(静か) | ソフト(静か) |
| 塩素系漂白剤 | 使えない | 使える | 記載なし |
| 抗菌加工 | 非多孔性で菌が入りにくい | 抗菌剤入り(SIAA) | 抗菌剤入り |
| 速乾性 | すぐ乾く | 吸水率0% | 記載なし |
| 安定感 | 軽くて滑りやすい | 重くて安定 | 表面に凹凸があり、滑りにくい |
| 反りにくさ | 反るおそれがある | 変形しにくい | 反りにくい |
| サイズ | 約36.7×28.3cm | 約38×21cm | 約37×24cm |
| 重さ | 約740g | 約1,080g | 約330g |
| 厚さ | 約6mm | 約13mm | 約4mm |
| 食洗機対応 | 可 | 不可 | 可 |
【メインのまな板におすすめ】パーカーアサヒ クッキンカット
エピキュリアンまな板をメインから外した後、私がたどり着いたのがパーカーアサヒ クッキンカットでした。

クッキンカットを選んだ理由は、エピキュリアンの不満点をすべてカバーしてくれるまな板だったからです。

使い心地が今まで使ったまな板の中でナンバーワン。
具体的には、以下のポイントが決め手になりました。
- 反らない:厚さ約13mmでしっかりした作り。長く使っても変形しにくい
- 包丁にやさしい:合成ゴム素材のソフトな刃当たりで、カンカン音もなし
- 衛生的:吸水率0%で水切れが良く、塩素系漂白剤もOK。プロの料理人も愛用するレベル
たとえば以前使っていたビタクラフトは、軽くて扱いやすかったものの、使い込むうちに少しずつ反ってきて食材が切りづらかったんです。

一方クッキンカットは厚みがあって安定感が抜群。重いというデメリットはあるものの、その分まな板がズレないので、調理中のストレスがまったくありません。
食洗機には対応していませんが、私はもともとまな板は手洗い派なので、まったく問題なし。
むしろ手洗いのほうが、まな板を長持ちさせられるので、結果的に良かったと思っています。
\ 使い心地がいい「まな板 」/
正直、ちょっと気になる点
正直に言うと、私が購入したクッキンカットは最初から少し反っていました。そのため、反った面を下にして使うとまな板が遊んで安定しません。
ただ、反った面を上にして使えば安定するので、片面しか使えないという感じ。
両面使えないのは少し残念ですが、調理に支障が出るほどではないので、私は今も問題なく使い続けています。
個体差がある可能性もあるので、購入時にはチェックしてみてください。
結論として、「反らない・包丁にやさしい・衛生的」の3拍子が揃った、本気でおすすめできるまな板がパーカーアサヒ クッキンカット。
重さはあるものの、重さが安定感につながっているので、毎日料理をする人ほど価値を感じられるはずです。

【軽くて手入れが楽】マックの最高級エラストマー オール抗菌まな板
「クッキンカットは重そうだな……」と感じた人には、マック(Mac)の最高級エラストマー オール抗菌まな板もおすすめ。
\ オール抗菌まな板で食洗機対応 /
包丁メーカーであるマックが作っているまな板で、特殊エラストマー素材を採用。
包丁にやさしい刃当たりはクッキンカットと同等ながら、軽量で食洗機にも対応しているのが大きな違いです。
カラーもオレンジ・ブラックの2色があり、キッチンのアクセントにもなる存在感。手軽さと衛生面を両立させたい人にぴったりの一枚といえます。
食洗機を使いたい人はマック、本格的な刃当たりと安定感を求める人はクッキンカット、という選び方がわかりやすいですよ。
\ 刃当たりがやさしい /
エピキュリアンまな板のよくある質問

エピキュリアンまな板の「よくある質問」をまとめたので、確認してください。
おすすめサイズは?
用途によっておすすめが変わります。
- Lサイズ(36.7×28.3cm):メインまな板としてしっかり料理する人向け。キャベツの千切りやみじん切りでも食材がこぼれにくい。
- Mサイズ(22.7×29cm):1~3人分の料理に万能。狭いキッチンや食洗機を使う人におすすめ。
- Sサイズ(15.5×20.5cm):約220gと超軽量。フルーツや薬味用のサブまな板にぴったり。

私はLサイズを買って正解でした。
ナチュラルとブラック、どっちがいい?
好みとキッチンの雰囲気で選んでOKですが、それぞれに特徴があります。
- ナチュラル:木の温かみがあり、包丁の傷が目立ちにくい。削れた場合も食材と同化しやすく、視覚的なストレスが少ない。
- ブラック:スタイリッシュで食材が映える。ただし包丁の傷が白く浮き上がりやすく、削れた「黒いカス」が食材につくと目立ちやすい。
傷の目立ちにくさ重視ならナチュラル、見た目のかっこよさ重視ならブラックがおすすめです。
食洗機で反らない?
耐熱176℃で食洗機対応ですが、使い方で反りやすさが分かれます。
- 反らない人:食洗機のまな板置き場に立てて配置し、使用後はすぐに取り出して乾かしている。
- 反る人:食洗機で寝かせて入れたり、長時間水に浸けたままにしている。
薄くて軽い分、少しの反りでもキッチン上でカタカタ揺れて調理に支障が出ます。食洗機を使うなら立てて配置し、終わったらすぐ取り出して乾かすのがコツです。

食洗機を使っていましたが、まな板は反らずに真っ直ぐです。
カビは生える?
基本的にエピキュリアンまな板は、カビが生えにくいです。
エピキュリアンまな板は水や汚れが染み込みにくい素材でできているため、一般的な木のまな板に比べてカビに強い特徴があります。
- カビない人:洗った後に立てかけて乾かしている。食洗機で洗っても問題なし。
- カビた人:傷がたくさんついた状態で、濡れたまま食洗機庫内に長時間放置した。
使用後はシンクや食洗機に放置せず、風通しの良い場所で立てて乾かすのがポイント。
まとめ:エピキュリアンまな板は「音が気になる人」にはおすすめしない

エピキュリアンまな板は、デザイン性と速乾性に優れた素晴らしいまな板です。
ただし、毎日の料理でメインまな板として使うには、カンカン音・包丁への負担・塩素系漂白剤が使えないといった実用面でのデメリットがあります。
私は3つのデメリットをストレスに感じ、最終的にパーカーアサヒ クッキンカットに乗り換えました。
ソフトな刃当たり、漂白剤OK、カンカン音なし。毎日の料理が快適になりました。
もちろん、エピキュリアンのおしゃれさは本物です。サブまな板やカッティングボードとして使うなら、これ以上のまな板はないと思います。
あなたの使い方に合った、まな板選びの参考になれば嬉しいです。
\ ソフトな刃当たり /
